ワルケラのRCヘリRTFに付属されるプロポ「DEVO」シリーズを多機能にする「Deviation」というファームウェアがあることを知りました。
USBでPCに接続出来るDEVOシリーズに限られますが、さらに内部にモジュールを追加することで、プロトコルの違う他社のRCヘリもバインド出来、飛ばせてしまうという物です。
今手元にWLtoys V911とWalkera V120D02Sがあるので、ひとつのプロポで飛ばせるようにマルチモジュールDeviationに挑戦してみます。
すべての始まりはここ↓
http://www.deviationtx.com/全部英語です。
ここのDownloadsの
ModuleInstallation.pdfを参考にします。
さて、まずはV911に付属のプロポからモジュールを外します。
なんの調整も出来ない4chプロポ、これでもV911は十分過ぎるほど良く飛びます。
○印のビスを外します。
アンテナが曲がっています。
2.4Gにはあまり良くない状態ですよね。
リポバッテリーを充電するためのジャックも付いているんです。
さあ、裏蓋を開けます。
充電ジャックを止めている蓋のネジが1本付いていませんね(笑)
この上に飛び出ている基盤がモジュールで、これを外します。
1本写っていませんが、○印のネジを外します。(+ネジ)
裏蓋から基盤が外れました。
モジュールは振動対策のためか、ホットボンドの様な物で固定されていました。
ハンダを外した時にすぐ動くように、ホットボンドに切り込みを入れておきます。
あまり長い時間熱を加えると、チップに良くないと思われるので、一気に外します。
ハンダこては、十分熱量のある物を使うと作業が早いです。
モジュールが外れました。
このモジュールをDEVO7Eに追加します。
裏の持ちやすくするためのグリップを外し
○印のネジを外します。(2.0mm6角レンチ)
このDEVO7Eは、認証を受けているので、一箇所TX8のネジが使われ分解を阻止していました。
ネジを外したら、横のグリップを外すと裏蓋が開きます。
DEVO7Eの内部が見えました。
左右の下側についているカプラーを外し、分離します。
これがDEVO7Eのモジュール
いよいよV911のモジュールを取り付けます。
A7105という型番らしいです。
ModuleInstallation.pdfにピンアサインが記載されています。
DEVO7Eのモジュールの番号
A7105の番号
接続先は
A7105 DEVO7E
6-----------------VDD
5------------------7
3------------------3
2------------------2
1-----------------TMS
接続にはLANケーブルの中身を使います。
LANケーブルの中身は銅線で、柔軟性には乏しいですが伝達効率が良く、ハンダも良くなじむので作業しやすいです。
まずはDEVO7Eのモジュールに接続
5本接続しました。
長さをあわせてA7105に接続
接続部分にバスコークで絶縁処理
さらに収縮チューブ15mmで保護します。
ドライヤーでなじませます。
それっぽくなりました。
本体に収めます。
LANケーブルは、曲げると形を維持するので、綺麗に収まります。
裏蓋を戻し完成。
この後Deviationファームウェアに書き換えますが、その前に現状でテスト
V120D02Sにバインド出来ましたので、モジュールにダメージは出ませんでした。
次はいよいよDeviationのインストールです。
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